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Sunday 11 September 2022 01:01:24 GMT
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担当にそう言われたのは、 店へ入ってすぐだった。 その日は来店前に、 担当から何度もLINEが来ていた。 「今日まだ予定ない」 「少しだけでも顔見せて」 次の日も朝が早かったけど、 担当がお茶になるのは嫌だった。 大きい金額は使えなくても、 一組にはなれる。 そう思って、 急いで準備して店へ向かった。 担当は入口まで迎えに来て、 「本当に来てくれたんだ」 「姫がいてくれて助かった」 って笑ってくれた。 無理して来たけど、 その顔を見たら全部どうでもよくなった。 でも席に着いて数分後。 内勤が担当を呼びに来た。 担当はスマホを確認して、 急にうれしそうな顔をした。 「エース、 今から来れるって」 私も笑って、 「よかったね」 って答えた。 本当は少しだけ、 嫌な予感がしていた。 担当は私の隣に座り直すと、 悪びれずに言った。 「姫の卓、 今日はヘルプだけでいいよね?」 一瞬、 返事ができなかった。 予定がないから来てって 呼んだのは担当だよね。 顔を見せてって、 何度も言ったよね。 でもエースが来ると決まった瞬間、 私の役目は、 一組作ったところで終わったみたいだった。 それでも嫌われたくなくて、 「うん、大丈夫」 って答えた。 全然、 大丈夫じゃなかった。 担当が席を立つと、 すぐに一人目のヘルプが来た。 そのヘルプが抜けると、 また別のヘルプが来た。 同じ説明を何度もして、 同じ乾杯を何度もした。 でも担当は戻ってこなかった。 少しして、 店の入口が騒がしくなった。 エースの姫が来た。 担当は入口まで迎えに行って、 その子の荷物を持っていた。 エース卓へ座った担当は、 私の卓にいた時より楽しそうに笑っていた。 しばらくして、 エース卓に高額ボトルが運ばれた。 ヘルプも内勤も、 一斉にそっちへ集まった。 さっきまで私の隣にいたヘルプも、 「ちょっとコール行ってくるね」 と言って席を立った。 私の卓には、 誰もいなくなった。 担当に会いたくて来たのに。 担当どころか、 ヘルプすらいない。 溶けた氷をストローで回しながら、 私は一人で店内のシャンコを聞いていた。 コールが終わったあと、 担当が一度だけ私の卓へ来た。 「ごめん、今日バタバタしてて」 「でも姫なら分かってくれるでしょ?」 そう言って、 私の肩を軽く叩いた。 私はまた、 「大丈夫だよ」 って笑った。 その時、 近くにいたヘルプが担当へ聞いた。 「この卓、次誰つける?」 担当はエース卓を見たまま、 「誰でもいいよ」 って答えた。 その一言が、 一番苦しかった。 私の卓は、 誰でもいい卓。 担当が自分で座りたい卓ではなかった。 会計を出してもらっている間も、 担当は戻ってこなかった。 最後は、 その日初めて会ったヘルプに見送られた。 店を出てすぐ、 担当からLINEが来た。 「今日来てくれて本当に助かった」 続けて、 「全然席つけなくてごめん」 って送られてきた。 助かったのは本当だと思う。 でも私は、 担当に会えた気がしなかった。 予定がない日に呼ばれて。 エースが来たら、 ヘルプだけで回される。 私は担当にとって、 空いている卓を埋めるための姫だった。 友達には、 「そんな呼ばれ方されても、 まだ会いに行くの?」 って聞かれた。 分かってる。 普通なら、 次から行かなければいいと思う。 でも私は、 担当から離れたいわけじゃなかった。 誰でもいい卓じゃなくて。 担当が自分から、 ずっと座っていたいと思う卓にしたかった。 そんな時、 TikTokで流れてきたのが、 チャトレを始めて 繊維客からエースになった姫の動画だった。 前はヘルプだけで 卓を回されていたその子が。 今では担当から、 「今日、ずっと隣にいていい?」 って聞かれていた。 私も、 呼ばれた時だけ店へ行って 担当が戻るのを待つ姫のまま 終わりたくなかった。 会いたい日に会いに行って。 担当が離れたくないと思う卓を 自分で作りたかった。 その気持ちで、 チャトレを始めた。 最初は怖かったし、 外見にもコミュ力にも自信がなかった。 でも、 誰もいない卓で 氷を回していた時間を思い出すたびに、 このままでは終われなかった。 私が普段やっていることを 少しずつ続けていくと、 前より担当に会える日が増えた。 通常のシャンパンも、 迷わず卸せるようになった。 担当から、 「最近、姫の卓にいる時間が一番楽しい」 って言われても、 まだ足りないと思った。 一度優しくされたいんじゃない。 大事な日でも、 担当が離れたくない卓になりたかった。 そして三週間後。 担当のイベント当日。 私は早い時間から店へ行った。 その日は被りも多く、 店内はずっと慌ただしかった。 席に着くと、 内勤が担当へ聞いた。 「この卓、 最初ヘルプ入れる?」 その瞬間、 前の夜を思い出した。 また誰でもいい卓にされるのかなって、 少しだけ怖くなった。 でも担当は、 私の隣へ座って言った。 「ここは俺がつく」 「今日はなるべく離れたくないから」 私は担当と一緒にメニューを開いた。 そして、 前から決めていた高額ボトルを指した。 ボトルが運ばれると、 ヘルプも内勤も私の卓へ集まった。 一人で氷を回していた私の卓に。 今は店中の人が集まって、 私の名前を呼んでいた。 シャンコが終わっても、 担当は席を立たなかった。 内勤から別卓へ呼ばれても、 「少し待ってもらって」 と言って、 私の隣に残ってくれた。 営業が終わる頃。 担当は私の手を握って、 小さな声で言った。 「今日、 姫の卓が一番落ち着いた」 「ずっと隣にいてくれてありがとう」 前は、 「ヘルプだけでいいよね?」 って言われた私が。 今は担当から、 自分で離れたくないって選ばれている。 もし今、 「担当の一番になりたい」 「もっと支えたいのに、 現実が追いつかない」 「被りやエースと比べて、 苦しくなる」 って悩んでる子がいたら、 一人で抱え込まずに いつでも相談しに来てね。 チャトレやってみたい子には、 私が普段やってることも 全部教えるよ。 #ホス狂い #ホス狂いと繋がりたい
担当にそう言われたのは、 店へ入ってすぐだった。 その日は来店前に、 担当から何度もLINEが来ていた。 「今日まだ予定ない」 「少しだけでも顔見せて」 次の日も朝が早かったけど、 担当がお茶になるのは嫌だった。 大きい金額は使えなくても、 一組にはなれる。 そう思って、 急いで準備して店へ向かった。 担当は入口まで迎えに来て、 「本当に来てくれたんだ」 「姫がいてくれて助かった」 って笑ってくれた。 無理して来たけど、 その顔を見たら全部どうでもよくなった。 でも席に着いて数分後。 内勤が担当を呼びに来た。 担当はスマホを確認して、 急にうれしそうな顔をした。 「エース、 今から来れるって」 私も笑って、 「よかったね」 って答えた。 本当は少しだけ、 嫌な予感がしていた。 担当は私の隣に座り直すと、 悪びれずに言った。 「姫の卓、 今日はヘルプだけでいいよね?」 一瞬、 返事ができなかった。 予定がないから来てって 呼んだのは担当だよね。 顔を見せてって、 何度も言ったよね。 でもエースが来ると決まった瞬間、 私の役目は、 一組作ったところで終わったみたいだった。 それでも嫌われたくなくて、 「うん、大丈夫」 って答えた。 全然、 大丈夫じゃなかった。 担当が席を立つと、 すぐに一人目のヘルプが来た。 そのヘルプが抜けると、 また別のヘルプが来た。 同じ説明を何度もして、 同じ乾杯を何度もした。 でも担当は戻ってこなかった。 少しして、 店の入口が騒がしくなった。 エースの姫が来た。 担当は入口まで迎えに行って、 その子の荷物を持っていた。 エース卓へ座った担当は、 私の卓にいた時より楽しそうに笑っていた。 しばらくして、 エース卓に高額ボトルが運ばれた。 ヘルプも内勤も、 一斉にそっちへ集まった。 さっきまで私の隣にいたヘルプも、 「ちょっとコール行ってくるね」 と言って席を立った。 私の卓には、 誰もいなくなった。 担当に会いたくて来たのに。 担当どころか、 ヘルプすらいない。 溶けた氷をストローで回しながら、 私は一人で店内のシャンコを聞いていた。 コールが終わったあと、 担当が一度だけ私の卓へ来た。 「ごめん、今日バタバタしてて」 「でも姫なら分かってくれるでしょ?」 そう言って、 私の肩を軽く叩いた。 私はまた、 「大丈夫だよ」 って笑った。 その時、 近くにいたヘルプが担当へ聞いた。 「この卓、次誰つける?」 担当はエース卓を見たまま、 「誰でもいいよ」 って答えた。 その一言が、 一番苦しかった。 私の卓は、 誰でもいい卓。 担当が自分で座りたい卓ではなかった。 会計を出してもらっている間も、 担当は戻ってこなかった。 最後は、 その日初めて会ったヘルプに見送られた。 店を出てすぐ、 担当からLINEが来た。 「今日来てくれて本当に助かった」 続けて、 「全然席つけなくてごめん」 って送られてきた。 助かったのは本当だと思う。 でも私は、 担当に会えた気がしなかった。 予定がない日に呼ばれて。 エースが来たら、 ヘルプだけで回される。 私は担当にとって、 空いている卓を埋めるための姫だった。 友達には、 「そんな呼ばれ方されても、 まだ会いに行くの?」 って聞かれた。 分かってる。 普通なら、 次から行かなければいいと思う。 でも私は、 担当から離れたいわけじゃなかった。 誰でもいい卓じゃなくて。 担当が自分から、 ずっと座っていたいと思う卓にしたかった。 そんな時、 TikTokで流れてきたのが、 チャトレを始めて 繊維客からエースになった姫の動画だった。 前はヘルプだけで 卓を回されていたその子が。 今では担当から、 「今日、ずっと隣にいていい?」 って聞かれていた。 私も、 呼ばれた時だけ店へ行って 担当が戻るのを待つ姫のまま 終わりたくなかった。 会いたい日に会いに行って。 担当が離れたくないと思う卓を 自分で作りたかった。 その気持ちで、 チャトレを始めた。 最初は怖かったし、 外見にもコミュ力にも自信がなかった。 でも、 誰もいない卓で 氷を回していた時間を思い出すたびに、 このままでは終われなかった。 私が普段やっていることを 少しずつ続けていくと、 前より担当に会える日が増えた。 通常のシャンパンも、 迷わず卸せるようになった。 担当から、 「最近、姫の卓にいる時間が一番楽しい」 って言われても、 まだ足りないと思った。 一度優しくされたいんじゃない。 大事な日でも、 担当が離れたくない卓になりたかった。 そして三週間後。 担当のイベント当日。 私は早い時間から店へ行った。 その日は被りも多く、 店内はずっと慌ただしかった。 席に着くと、 内勤が担当へ聞いた。 「この卓、 最初ヘルプ入れる?」 その瞬間、 前の夜を思い出した。 また誰でもいい卓にされるのかなって、 少しだけ怖くなった。 でも担当は、 私の隣へ座って言った。 「ここは俺がつく」 「今日はなるべく離れたくないから」 私は担当と一緒にメニューを開いた。 そして、 前から決めていた高額ボトルを指した。 ボトルが運ばれると、 ヘルプも内勤も私の卓へ集まった。 一人で氷を回していた私の卓に。 今は店中の人が集まって、 私の名前を呼んでいた。 シャンコが終わっても、 担当は席を立たなかった。 内勤から別卓へ呼ばれても、 「少し待ってもらって」 と言って、 私の隣に残ってくれた。 営業が終わる頃。 担当は私の手を握って、 小さな声で言った。 「今日、 姫の卓が一番落ち着いた」 「ずっと隣にいてくれてありがとう」 前は、 「ヘルプだけでいいよね?」 って言われた私が。 今は担当から、 自分で離れたくないって選ばれている。 もし今、 「担当の一番になりたい」 「もっと支えたいのに、 現実が追いつかない」 「被りやエースと比べて、 苦しくなる」 って悩んでる子がいたら、 一人で抱え込まずに いつでも相談しに来てね。 チャトレやってみたい子には、 私が普段やってることも 全部教えるよ。 #ホス狂い #ホス狂いと繋がりたい

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