【解説↓】1985年（昭和60年）4月30日から11月24日の間に日本各地で連続発生した。何者かが除草剤を混入させ、少なくとも13人が被害にあった。飲料は自動販売機の付近や商品受け取り口に置かれ、被害者はそれらを「取り忘れの商品を幸運にも見つけた」と判断し、飲んでしまったのだ。 2005年に全ての事件の公訴時効が成立し未解決である。当時はカメラも少なく、物的証拠も乏しかったため、迷宮入りした。 4月30日、広島県の自販機トラック運転手がドリンクを購入した際、自販機の上に置かれていた飲み物を飲む。 9月11日、大阪府の自販機男性が釣りから帰る途中、飲み物を購入。取り出し口にすでに同じ商品があることに気づき、2本とも持ち帰る。帰宅後に飲み被害にあう。 9月12日、三重県の自販機大学生が、自宅近くで飲み物を購入。取り出し口にすでに同じ商品があることに気づき、2本とも持ち帰る。帰宅後に飲み、被害にあう。 9月19日、福井県の自販機男性が自販機の下にあった飲み物を飲んだところ、気分不調を訴えて病院に駆け込んだ。 9月20日、宮崎県の自販機男性が自販機で飲み物を買おうとして、取り出し口に飲み物が2本あるのを見つけて持ち帰る。帰宅後に飲んだところ、気分不調を訴える。 9月23日、大阪府の自販機男性が飲み物を買おうとして、取り出し口に飲み物を2本見つけ、持ち帰る。 9月25日の午前中に飲む。翌日に被害にあう。 10月5日、埼玉県の自販機男性が飲み物を買おうとして、取り出し口に飲み物が2本あるのを見つけて持ち帰る。翌日飲み、被害にあう。 10月15日、奈良県の自販機男性が、取り出し口にドリンクが2本あるのに気づき、持ち帰る。帰宅後に飲み、被害にあう。 10月21日、宮城県男性が同様に被害にあう。 11月7日、埼玉県の自販機男性が飲み物を購入。取り出し口に2本あることに気づき、両方とも持ち帰る。帰宅後に飲み、被害にあう。 11月17日、埼玉県の自販機女性がドリンクを購入した際、取り出し口にあった飲み物を見つけて持ち帰る。飲み物を飲んだ一週間後に被害にあう。この時は、業者から「事件についての注意書き」が自販機にしてあった。事件を受け、某企業は、瓶容器の形状をねじ回し方式からプルトップ方式に改良した。 #horror #mystery #analoghorror #creepy - @paraneko_2nd