@dododododoreemon17548: ⛩️ 横浜のこんぴらさん「大綱金刀比羅神社」――狛犬と大天狗が迎える神奈川宿の鎮守 今回訪れたのは、横浜市神奈川区台町に鎮座する 大綱金刀比羅神社。 横浜駅からほど近い場所にありながら、境内に入ると街中とは少し違った空気を感じられる神社です。 そして、ここでまず目を引くのが―― 岩の上に鎮座する、迫力のある狛犬。 大綱金刀比羅神社の狛犬は、岩山のような台座の上に据えられた「獅子山造り」とされ、下から見上げるとかなりの存在感があります。 一般的な平らな台座に置かれた狛犬とは少し違い、まるで高台から境内を見守っているような姿。 今回の参拝でも、思わず足を止めて写真を撮りたくなる存在でした。 そして、もう一つこの神社を訪れたら見ておきたいのが―― 社殿のそばにある大天狗の木彫り像。 これがかなり特徴的です。 大綱金刀比羅神社は、もともと「飯綱大権現」と「金刀比羅大権現」が深く関わる神社で、現在の社号になったのは明治44年(1911年)。 横浜市の案内でも、この神社は「大天狗の伝説でも知られる」と紹介されています。 この天狗については、こんな伝承が残されています。 江戸から讃岐の金刀比羅宮へ奉納するために運ばれていた大天狗像が、神奈川宿で一泊したところ、翌日にはまるで大岩のように重くなり、動かせなくなった。 その後、夢の中で「飯綱の宮に住みたい」という趣旨のお告げがあり、この地に置かれて祀られるようになった――という伝承です。 あくまで伝承として伝えられている話ですが、こうした物語を知ってから実際の天狗像を見ると、この神社ならではの歴史を感じられます。 大綱金刀比羅神社の歴史はさらに古く、神社の社伝では平安時代末期にさかのぼります。 源頼朝が伊豆国石橋山の戦いに敗れ、安房国へ渡ろうとした際に海が荒れて渡れず、そのとき飯綱大権現の神霊が現れて海上の安全を告げたという伝承があります。 その後、頼朝がこの神霊への感謝から「勝軍飯綱大権現」として崇め、文治年間に社を建てて武運を祈ったと伝えられています。 こちらも神社に伝わる由緒・伝承として紹介されているものです。 また、この場所はかつての神奈川宿にあたり、旧東海道沿いの歴史を感じられる場所でもあります。 当時、すぐ下には神奈川湊が広がっており、東海道を行き交う旅人だけでなく、港から出入りする船の安全を願う人々からも信仰を集めていたとされています。 現在はビルや住宅に囲まれていますが、昔は海を望む場所だった――。 そう考えながら境内に立つと、現在の横浜とは違う、かつての神奈川宿の風景を想像することができます。 御祭神は、 大物主神(おおものぬしのかみ) 金山彦神(かなやまひこのかみ) 日本武尊(やまとたけるのみこと) 大山祇神(おおやまつみのかみ) の四柱。 神社の案内では、大物主神は福徳円満・商売繁盛・海陸交通・医薬、大山祇神は国土安泰・家内安全・海運・延命長寿などの御神徳を持つ神として紹介されています。 さらに境内には、 稲荷社 三宝荒神社 横浜弁天社 龍神社 も祀られています。 弁天社には宗像三女神にあたる神々、龍神社には水に関わる神々が祀られているとされています。 こうして見ていくと、大綱金刀比羅神社は、単に「横浜のこんぴらさん」というだけではなく、 飯綱信仰と金刀比羅信仰、東海道、神奈川湊、そして天狗伝説。 さまざまな歴史や信仰が重なって現在の姿になっている神社なんだな、と感じます。 そして何より、今回実際に訪れて印象に残ったのは、やっぱり狛犬と大天狗。 街中の神社なのに、境内に入ると独特の存在感がある。 特に大天狗の木彫り像は写真で見るよりも実物の迫力があり、初めて訪れる人なら「おっ」と思うのではないでしょうか。 横浜駅周辺を訪れた際に、少し足を延ばして旧東海道・神奈川宿の歴史に触れてみる。 そんな楽しみ方にも向いている神社だと思います。 今回は、歴史を感じながらゆっくり参拝してきました。 横浜の街中に残る、神奈川宿の歴史。 そして、狛犬と大天狗が印象に残る「大綱金刀比羅神社」。 横浜には、まだまだ知らない歴史が残っています。 #大綱金刀比羅神社 #横浜神社 #天狗 #神社巡り #狛犬

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Sunday 16 August 2026 13:41:32 GMT
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