@malikluqman043:

Malik Luqman
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Tuesday 23 June 2026 06:12:26 GMT
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malkox60fpsn1
malkox60fpsn1 :
❤️❤️❤️
2026-06-23 11:16:26
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pindaan.aalla.moh
Raja Mohsin :
🥰🥰🥰
2026-06-23 06:24:10
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abdulahad5252345
Abdul ahad :
🥰🥰🥰
2026-06-23 13:03:41
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お母さんに「彼氏と別れてきた」って言ったら「一緒お風呂入ろ」って言われた_ 10年ぶりに、お母さんとお風呂に入った_ 私が浴槽に浸かっていると、「ネイルぼろぼろすぎない?」って、お母さんは洗顔をしながら笑った_ お風呂から上がると、テーブルの上には8色のマニュキュアが並べられていた_ 「ほら、塗り直すよ」 お母さんが肩を寄せてきて、私はスマホを閉じた_ 「また彼氏見てたでしょ?」って、お母さんは私の小指をつついた_ 私はスマホをテーブルに置いて「もう彼氏じゃないし」って、前髪をピンで止めた_ 「はやく選んでよ」 カラフルな瓶の中には、彼がいつも部活で付けてたリストバンドのオレンジがあった_ 「これにする」 私は、ミルク色の瓶をつついた_ 「あんたにしては、地味なやつを選んだね」 お母さんは笑って、除光液を手にした_ 「はい、まずは綺麗にするよ」 お母さんの手はカサカサしてて「なんかくすぐったいよ」って私は、眉間にシワを寄せた_ 「動かないでよ」 除光液の匂いがひろがって、私の爪がもとのピンク色に戻った_ 「じゃあ、新しい色塗りますね」お母さんはそう言って、私の爪をミルク色に染めた_ 優しい色が、私のほほに涙を流した_ 両手が使えない私のほっぺを、お母さんは両手で包んで「乾くまではじっとしててね」って、私のまぶたを親指で撫でた_ スマホが震えて、ラインの通知音が鳴った_ 画面には『俺のイヤホン、間違えて持って帰ってないよね……』と、彼からメッセージが来た_ お母さんと目が合って、私は「いまは確認できないね」って、塗りたてのネイルを見つめた_ お母さんは笑って「ええ、急ぎじゃないの?」って、スマホに顔を近づけた_ 「ねえ、あんま見ないで」 「あんたたちさ、ほんとに別れたの?」 お母さんはそう言って、私のスマホに触れた_ 待ち受けには、チュロスを咥えた彼の横顔が映っていた_ 「さっき、変えようとしてたの」 私がそう言うと、お母さんは「ええ」って、ニヤニヤしながら立ち上がった_ 彼のラインのトプ画は、カチューシャを付けた私の後ろ姿のままだった_ 「今日は、お母さんが皿洗いするね」 お母さんはエプロンを付けてキッチンに向かった_ 私は、お母さんの背中を見つめた_ やっぱりお母さんの背中は、前よりも細くなっていた_ お風呂のときも思ったけど、お母さんはこの数日であきらかに痩せ細っていた_ おととい、見つけてしまった1枚の診断書_ 『子宮頚がん』 怖くて検索はしなかったけど、もうお母さんとは長くいられないかもって、それだけしか考えられなくなった_ 授業中も考えてしまって、彼氏といてもうまく笑えないから、今日、彼氏にお母さんのことを相談した_ そしたら彼氏は、俺のことはいまはいいからって、来週予定していたディズニーのチケットを取り出した_ 『いまはとにかく、お母さんのそばにいるべきだよ』 そう言って彼氏は『お母さんとさ、ディズニー行って来なよ』と、チケットを渡した_ 『お土産、待ってるから』 優しく微笑む彼氏を、私は何も言わずに抱きしめた_   キッチンで、お母さんのエプロンが揺れていた_ 中学のときに作った、ミルク色のエプロン_ 「ねえ、お母さん」 私は、エプロンの紐を引っ張った_ 「んん?」お母さんは食器を拭きながら、横顔を見せた_ 「ディズニー、行かない?」 お母さんは手を止めて「え、3人で?」と、笑った_ 「違う、お母さんとふたりで」 「ええ、彼氏と行きなよ、仲直りするんでしょ?」 「ううん」私は、お母さんの目を見つめた_ 「彼氏とは、別れてないよ」 お母さんは笑って「やっぱり?」って、私の前髪をぐしゃぐしゃに撫でた_ 「そんな嘘つかなくても、一緒にお風呂入ったのに」 「ううん……」私は、お母さんの手に触れた_ 「いまは、お母さんといるのがいちばんだから」 ミルク色の爪が、お母さんの手の中で光った_ 視界がぼやけて、お母さんの鼻がおでこに触れた_ 「大人になるのはまだ早いよ」 お母さんの笑った息が、まつ毛を揺らした_ 「ちょうどいま有休とってるし、お母さんも来週は大人をやめて、ディズニーではしゃいじゃおっかな」 お母さんと目が合って、私は笑った_ 「じゃあ、お母さんもカチューシャつけてね」 「あたしが?」 「うん、私とお揃いのやつ」 「どうせさあ、写真とか撮るでしょ?」 「うん、彼氏にも見せたいし、インスタにも上げるよ」 「ねえ」 お母さんは、くちびるをとがらせた_ 「ディズニー行くときもさ、お母さんがネイル塗り直してね」 私は、お母さんのくちびるに指を当てた_ 「あ」 「ねえ、いま鼻に付いたよね」 お母さんの鼻が、ミルク色に染まった_ 「ねえ、あんたにも付けさせて」 「わざとじゃないって」 お母さんと久しぶりにリビングで追いかけっこをした_ 「ほらほら、こっち向きなって」 「ねえ、待って汗かくって」 ソファに倒れ込むと、お母さんが飛びついて来た_ 「はい、捕まえた」 お母さんの手が、私の手に触れた_ 「まだまだ子どもだねえ」 「お母さんだって」 塗り変えたミルク色のネイルが、 またふたりのことを笑わせてくれた_                                  
お母さんに「彼氏と別れてきた」って言ったら「一緒お風呂入ろ」って言われた_ 10年ぶりに、お母さんとお風呂に入った_ 私が浴槽に浸かっていると、「ネイルぼろぼろすぎない?」って、お母さんは洗顔をしながら笑った_ お風呂から上がると、テーブルの上には8色のマニュキュアが並べられていた_ 「ほら、塗り直すよ」 お母さんが肩を寄せてきて、私はスマホを閉じた_ 「また彼氏見てたでしょ?」って、お母さんは私の小指をつついた_ 私はスマホをテーブルに置いて「もう彼氏じゃないし」って、前髪をピンで止めた_ 「はやく選んでよ」 カラフルな瓶の中には、彼がいつも部活で付けてたリストバンドのオレンジがあった_ 「これにする」 私は、ミルク色の瓶をつついた_ 「あんたにしては、地味なやつを選んだね」 お母さんは笑って、除光液を手にした_ 「はい、まずは綺麗にするよ」 お母さんの手はカサカサしてて「なんかくすぐったいよ」って私は、眉間にシワを寄せた_ 「動かないでよ」 除光液の匂いがひろがって、私の爪がもとのピンク色に戻った_ 「じゃあ、新しい色塗りますね」お母さんはそう言って、私の爪をミルク色に染めた_ 優しい色が、私のほほに涙を流した_ 両手が使えない私のほっぺを、お母さんは両手で包んで「乾くまではじっとしててね」って、私のまぶたを親指で撫でた_ スマホが震えて、ラインの通知音が鳴った_ 画面には『俺のイヤホン、間違えて持って帰ってないよね……』と、彼からメッセージが来た_ お母さんと目が合って、私は「いまは確認できないね」って、塗りたてのネイルを見つめた_ お母さんは笑って「ええ、急ぎじゃないの?」って、スマホに顔を近づけた_ 「ねえ、あんま見ないで」 「あんたたちさ、ほんとに別れたの?」 お母さんはそう言って、私のスマホに触れた_ 待ち受けには、チュロスを咥えた彼の横顔が映っていた_ 「さっき、変えようとしてたの」 私がそう言うと、お母さんは「ええ」って、ニヤニヤしながら立ち上がった_ 彼のラインのトプ画は、カチューシャを付けた私の後ろ姿のままだった_ 「今日は、お母さんが皿洗いするね」 お母さんはエプロンを付けてキッチンに向かった_ 私は、お母さんの背中を見つめた_ やっぱりお母さんの背中は、前よりも細くなっていた_ お風呂のときも思ったけど、お母さんはこの数日であきらかに痩せ細っていた_ おととい、見つけてしまった1枚の診断書_ 『子宮頚がん』 怖くて検索はしなかったけど、もうお母さんとは長くいられないかもって、それだけしか考えられなくなった_ 授業中も考えてしまって、彼氏といてもうまく笑えないから、今日、彼氏にお母さんのことを相談した_ そしたら彼氏は、俺のことはいまはいいからって、来週予定していたディズニーのチケットを取り出した_ 『いまはとにかく、お母さんのそばにいるべきだよ』 そう言って彼氏は『お母さんとさ、ディズニー行って来なよ』と、チケットを渡した_ 『お土産、待ってるから』 優しく微笑む彼氏を、私は何も言わずに抱きしめた_   キッチンで、お母さんのエプロンが揺れていた_ 中学のときに作った、ミルク色のエプロン_ 「ねえ、お母さん」 私は、エプロンの紐を引っ張った_ 「んん?」お母さんは食器を拭きながら、横顔を見せた_ 「ディズニー、行かない?」 お母さんは手を止めて「え、3人で?」と、笑った_ 「違う、お母さんとふたりで」 「ええ、彼氏と行きなよ、仲直りするんでしょ?」 「ううん」私は、お母さんの目を見つめた_ 「彼氏とは、別れてないよ」 お母さんは笑って「やっぱり?」って、私の前髪をぐしゃぐしゃに撫でた_ 「そんな嘘つかなくても、一緒にお風呂入ったのに」 「ううん……」私は、お母さんの手に触れた_ 「いまは、お母さんといるのがいちばんだから」 ミルク色の爪が、お母さんの手の中で光った_ 視界がぼやけて、お母さんの鼻がおでこに触れた_ 「大人になるのはまだ早いよ」 お母さんの笑った息が、まつ毛を揺らした_ 「ちょうどいま有休とってるし、お母さんも来週は大人をやめて、ディズニーではしゃいじゃおっかな」 お母さんと目が合って、私は笑った_ 「じゃあ、お母さんもカチューシャつけてね」 「あたしが?」 「うん、私とお揃いのやつ」 「どうせさあ、写真とか撮るでしょ?」 「うん、彼氏にも見せたいし、インスタにも上げるよ」 「ねえ」 お母さんは、くちびるをとがらせた_ 「ディズニー行くときもさ、お母さんがネイル塗り直してね」 私は、お母さんのくちびるに指を当てた_ 「あ」 「ねえ、いま鼻に付いたよね」 お母さんの鼻が、ミルク色に染まった_ 「ねえ、あんたにも付けさせて」 「わざとじゃないって」 お母さんと久しぶりにリビングで追いかけっこをした_ 「ほらほら、こっち向きなって」 「ねえ、待って汗かくって」 ソファに倒れ込むと、お母さんが飛びついて来た_ 「はい、捕まえた」 お母さんの手が、私の手に触れた_ 「まだまだ子どもだねえ」 「お母さんだって」 塗り変えたミルク色のネイルが、 またふたりのことを笑わせてくれた_                                  

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